メンテナンス講座 REVO ELITE O,H編



【1】
左の写真の様な道具を用意する
今回O,HするのはREVO ELITE
【39】
レベルワインドカバー左のビス
【2】
まずはカムロックスクリューを緩める。
【40】
レベルワインドカバー右のビス。
【3】
次にサイドプレートを上にズラす。
【41】
左右のビスを外すと取れる。
【4】
サイドプレート、スプールを取り外す。
【42】
Eリングを(−)ドライバなどで押す様にして外す。
【5】
スプールベアリングをシャフトから抜き取る。
【43】
レベルワインドキャップは(−)ドライバーで外す。
【6】
シャフトピンは写真の様に、テーパー
(左側が太く、右に行く程細くなる)が
掛っているので注意!!!
【44】
レベルワインドキャップ内は、このパーツが入っている。
【7】
今回使用したのはヘッジホッグスタジオの
ベアリングリムーバー!
ピンの細い方を押して行く。
【45】
レベルワインド周辺のパーツをすべて外した所。
【8】
十字ハンドルをシャフトに当たるまで回して行く。
【46】
すべて分解したパーツの実写版展開図!?
意外と部品点数は少ない。
【9】
この様な状態になったらリームーバーを
一旦取り外す。
【47】
メインシャフトも分解清掃する。
【10】
十字ハンドルをピンの付いた方へ付け替える。
【48】
ワンウェイクラッチはパーツクリーナーで要清掃!
油分が周るとトラブルの原因に!!
【11】
十字ハンドルを回してシャフトピンを押し抜く
【49】
分解したパーツは洗浄しグリスアップ。
可動部分を良く見て。
【12】
ベアリングが取れたらスプール周辺も
パーツクリーナーを染み込またウエスなどで清掃する。
【50】
次はレベルワインダーの組み立て
筒を半分挿入してから、ラインガイドを入れる。
【13】
次にサイドプレート側のベアリングを外す。
写左の様に、ベアリングストッパーを
押さえながら(−)ドライバーなどで外す。

※外れた勢いで飛ばさない様に要注意!
【51】
グリスを塗ったウォームシャフトを入れる。
【14】
ベアリングは手のひらで、軽く叩く様に
すると落ちてくる。
【52】
樹脂パーツ→ワッシャー→Eリングの順
Eリングはプライヤーで挟む様にしてハメル。
【15】
超音波洗浄機などで、しっかり洗浄する。
【53】
レベルワインドガイドを入れる。
【16】
仕上げにベアリングチェッカーなどにハメ
回しながらパーツクリーナーを
吹いてやれば
完璧!!!
【54】
ウォームシャフトベアリングはIOS01を挿す。
【17】
自然乾燥でも良いが、エアーダスターを
使えば仕事が早いぞ!
【55】
樹脂パーツ→シャフトピンの順に組み立て。
【18】
乾燥も回しながら行うと○

※注)ただしドライタイプのベアリングに限る。
【56】
グリスを塗ったポールを挿す。
【19】
IOS01の様な低粘度のリールOILを挿し
全体に行き渡る様に、回してやれば
完璧!!!
【57】
ポールワッシャーを忘れずに。
【20】
組み立ては、外す時と逆に細い方から挿し、
太い方を押して行く。
【58】
ポールホルダーナットをハメル。
【21】
スプールシャフトに対し、ピンの長さが均等になる
様に調整すればOK!
【59】
フロントカバーを取り付け、
左右のビスで締める。
【22】
サイドプレートのベアリングも外す時の
逆の手順で取り付けて完成。
【60】
グリスを塗った、クラッチカムプレートを
2本のビスで仮止め。
【23】
次はイヨイヨ本体へ!ハンドルファスナーを外す。
【61】
メインシャフトを組み立て、取り付ける。
【24】
ハンドルナットは10mmのスパナで反時計回りに
回す。
【62】
ピニオンにはKTFのグリスがお勧め。
【25】
ハンドルナット、ハンドル、ワッシャー、
スタードラグを外した所。
【63】
ピニオンが当たるクラッチプレートも
要グリスアップ。
【26】
次にキャスコンノブを外し、内部の部品を取り出し
清掃。
【64】
クラッチスプリングを挿入する。
【27】
本体に付いているビス×2を外す。
【65】
次にメインシャフトにラチェットを入れる。
※ラチェットは上下間違えない様に注意!

次にギヤーワッシャーを入れる。
【28】
スプール側にもビス×1が有るので、
コレも外さないとカバーは取れないぞ!
【66】
ドライブギヤーは丹念にグリスを塗ってあげましょう。
※KTFグリスなら少し多めに塗ってもOK!
【29】
この様なサイズの違うビスが使われている。
【67】
サイドカバーを取り付け、【29】で外したビス×3で取り付け。

次に完全に脱脂したドラグカラーを入れる。
【30】
カバーを外すとドライブギアーが見えて来た。
【68】
IOS01を塗ったピニオンシャフトを入れる。
【31】
ドラグカラーが、この様に付いて来る事があるので
注意!
【69】
IOS01を挿したピニオンベアリングを入れる。

ベアリングストッパーをハメ
メカニカルブレーキノブを取り付け。
【32】
メインシャフトに付いている部品をすべて外す。
【70】
ドラグノブプレートを入れる。
【33】
ピニオンギヤーとその周辺の部品を外す
【71】
ドラグスプリングワッシャーは、たっぷりとグリスを。
【34】
矢印のビス×3を外す。
【72】
スタードラグ→ハンドル→ハンドルナットを取り付け。
【35】
メインシャフトは上に持ち上げて外す。
【73】
次にハンドルノブも分解清掃。
【36】
メインシャフトを外すとベアリングが見える。
【74】
シットリとした巻き心地&スムーズな回転が復活!!!
【37】
コレも超音波洗浄機で完璧に。
 完成
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注)個人的趣味で始めた自己流のオーバーホールなので、これに関する不具合や故障は責任を負いかねます。
   これを見て実践される方は自己責任のもと宜しくお願いします。




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